世の中には美味しいものが沢山ある。
板前という職業柄、色々な食材を扱ってきましたが、まだまだ知らないものが多いです。
特に、県外の食材については弱めの僕。
兵庫県相生市に住む経営者仲間から、「12月~1月の相生牡蠣が日本一美味しい」と伺ったので、半信半疑で注文してみたところマジで日本一だったのでブログに綴っておこうかと。
まだまだ勉強が足りませんね。そして疑いすぎますね。
「日本一美味しい」というものがありましたら、今後も是非教えてくださいませ。
疑いながら注文してみます。笑
皆さんも、疑いながら「相生牡蠣」を注文してみてください。度肝ですので。
*もう時期が終わりだったらすみません
【相生牡蠣 販売】
【オススメ】殻付き+むき身セット
●殻付き牡蠣2kg(殻数は約20個)
●むき身牡蠣500g
●セット価格:梱包送料込4,603円(関西・中四国・中部・北陸の場合)
✓大人2人+子2人楽しめます
✓消費期限は、到着後2日以内
✓殻付きが苦手な方は、むき身のみの販売もあり販売→竹内水産HP
相生牡蠣の自称伝道師・あず
一昨年から、意識的に自分の事をアウトプットするようにし始めたことにより、多くの人との出会いがありました。今まで、何という小さなコミュニティーの中で生きてきたのだと強く後悔したのですが、今回はその話は置いておいて・・。
多くの出会いの中で、相生市の住宅設計会社「ひまわり工房」の後継者・東沙織さん(以下・あず)との出会いも。
日々アウトプットを丁寧にする彼女は、Instagramのフォロワーが3万人もいるインスタグラマー。
そんな彼女が、「相生牡蠣の一年牡蠣が日本一美味しい」と豪語しているのを聞き、非常に気になっていました。
「日本一?ほんとかよ?」って穿った目で。
嫌なヤツですね。
しばらくすると、相生牡蠣の自称伝道師・あずが、相生牡蠣を紹介するブログを書いていました。
東沙織ブログ→『相生牡蠣』が 全国の食卓に運ばれている喜び…!
水産店でもないわたしが全国へ代理注文を受けるのか。なぜそこまでしたいのか…。 答えは単純で、『美味しいから誰かにも食べてほしい』のその一点のみかなと! みんなの食卓を彩れて本当に嬉しいです。相生人の口癖は『相生には何もない…』なのですが、『何かの重要性に気がついていないだけ』で、見方を変えたり、違う価値観の人たちにとったら宝なんですよね。
(*ブログより引用)
しかも何と販売まで請け負っていると。
本業は住宅関係である彼女。全然本業とは関係ないし、利益にもならないであろう事をやっているその熱量に感動しながら注文していました。
「美味しいから誰かにも食べて欲しい」って素晴らしいですよね。
注文の受け付けとか、多分超面倒くさいのに尊敬しかありません。
想像以上の凄さだった”相生牡蠣”
1月の後半に、静岡の伊豆へ来た相生牡蠣。
通常は出荷までに2~3年かかる牡蠣ですが、播磨灘の豊富な栄養素と徹底した生産数管理で1年で出荷できるのだそう。
「さて、どんなもんか・・」なんて上から目線で箱を開けてみると、まずその量に驚きました。
殻付きの牡蠣が2kg。剥き牡蠣が500g。
これで4,600円って何ですか?価格破壊ですか?夢ですか?
東京のオイスターバーで生牡蠣を食べてみてくださいよ。5個で4,000円くらいしますよね。夢ですか?
とりあえず、すぐに殻を剥いて生で食べてみると味が濃いんです。しっかりと牡蠣の旨みを身に含んでいて、粒も大きい。
はなぶさ旅館の板前に振る舞ってみましたが、全員目を丸くして驚いていました。
これがまかないとか信じられますか?
僕は今だに信じられません。自分で作ったのに信じられません。
アーリオオーリオにしても美味い。その名は #相生牡蠣。
やっぱ火を入れた方がインパクトがあるな。
噓みたいにプリプリ。ってかブリブリ。#牡蠣小屋あず#日本一の牡蠣 pic.twitter.com/ROjLSDoJHO— 「はな」陶芸の宿はなぶさ三代目 花房光宏 (@hanabusamitsu) 2019年1月23日
特に相生牡蠣は、火を入れた時にその凄みを感じるのかと。
全く縮まないんですよね。むしろ大きくなるんです。
食感もプリプリ!というよりブリブリに。
牡蠣って、普通は水分がどんどん抜けてしまって小さくなりがちなんです。それが大きくなるのだからビックリ。
味わいも、全く飛びません。むしろ”凝縮する”という表現がピッタリです。
「フライにしても味がある。冷えても美味しい牡蠣フライを初めて食べた」
というのは、はなぶさ旅館の料理長の言葉。
まさに「日本一の牡蠣」です。疑ってすみませんでした。超反省です。
相生牡蠣 × 白ワイン”シャブリ”がピッタリ
「牡蠣にはフランスの白ワイン”シャブリ”を合わせる」
というのは、ソムリエの中では常識なマリアージュ。・・とかたまにはソムリエぶった事も。一応ソムリエの有資格者なのでね。ええ。
当然、相生牡蠣にもシャブリを合わせてみました。ベタですけど。
もう、ピッタリです。完璧なマリアージュ。牡蠣もワインも進みすぎて困るくらいに。
生でも焼きでも相性は抜群でしたね。是非やってもらいたいペアリングです。
ちなみにソムリエ仲間に聞いたところ、あまり良すぎるシャブリとの相性は良くないそう。
酸がまろやかになり過ぎてて、合わない事もあるのだとか。
だから、安いシャブリを買って飲んだら良いです
Amazon→シャブリ 白ワイン
僕のFacebook投稿を見た、伊豆長岡の居酒屋「ろさん」の女将さんもすぐに注文してくれました。
お店でのイベントで使うようで、やはりシャブリと合わせるのだとか。
こうやって「美味しい」の輪が広がっていくのって良いですよね。
あずの美味しいが僕に。僕の美味しいが女将さんに。
僕もそういう風になれるように行動しないと。と、あずに襟を正された気も。
とにかく、もっと食材の勉強します!
って事で、皆さんが知っている「日本一の〇〇」を教えてくださいね。
相生牡蠣を買いたい方はお早めにね!→竹内水産HP
僕も2セット追加しちゃいました!マジでオススメです!
兵庫は相生の友達 アズ@azyu_azu が「日本一美味しい」と豪語していた #相生牡蠣 が届きました。
いや、正直ビビりました!こんな美味いかね。なんだこのプリプリ感と濃い味わいは。度肝です。
フランスのワイン #シャブリ との相性も抜群。もう2セット追加しちゃいました。美味すぎ!#牡蠣小屋あず pic.twitter.com/gZux29I88L— 「はな」陶芸の宿はなぶさ三代目 花房光宏 (@hanabusamitsu) 2019年1月21日