目次
三島のうなぎ
「死ぬ時は鰻重になって死にたい」
僕の遺言(にするつもり)の言葉です。
「は?…鰻重?」と思った方、それが正解。意味が分からないでしょう。
僕は本当に心から鰻が好きで、最後の晩餐は「鰻重一択」と決めている。
それに留まらず、死んだ際には菊の花などは用意せず、棺桶に”鰻のタレ”をドバドバ入れてそのまま焼いて欲しい と。
火葬場の煙からは、鰻屋の様な良い匂いが漂って、鰻を食べる際には是非とも僕を思い出してほしい!・・という切なる想いがある。
そんな想い語ってます笑↓
話が大幅にずれ込んでしまいそうなのでこの辺にするが、とにかく生粋の鰻好きの僕。
ダイエット中に「鰻を食べる正当な理由が欲しい」というただ一点だけで始めた「鰻ブログ」ですが、多くの方に見てもらえて嬉しいでござります。
(過去の鰻ブログはこちら→鰻ブログ記事)
当館・富嶽はなぶさがある”伊豆長岡”から電車で20分、車なら30分ほどの”三島”は、清流流れる綺麗な街で鰻が有名。
かつて、浜名湖の鰻の泥を吐かせるのに、富士山の湧き水豊かな三島の清流で吐かせていたそう。だから、三島には美味しい鰻の名店が数多くある。
数多くあるが故に、お店に迷うんです。
だから、僕の鰻ブログが少しでも役に立てればと。
今回は、三島の鰻屋で一番有名店「桜家」を。
【桜家】*コロナウイルスの影響で15時までの営業(2020年7月14日現在)
場所:静岡県三島市広小路町13−2(GoogleMapはこちら)
営業時間:11時00分~20時(売り切れじまい)+15時半~17時は仕込みのため準備中になる場合があり。お問い合わせください。
定休日:毎週水曜日
駐車場:提携パーキング(シンコウパーキング・広小路パーキング・うちだパーキング)*リンクをクリックするとマップへ飛びます
お問い合わせ:055-975-4520(電話)
web:食べログ「桜家」 公式HP「桜家」
三島・桜家
「三島のうなぎと言えば?」と質問すれば、7割くらいの人が「桜家」と答えるであろう名店。
安政三年という、もはや「それはいつ時代ですか?」という創業の鰻屋・桜家。
鰻のタレは「かるみ」と呼ばれているそうで、140年以上継ぎ足されてきた味だとか。
紀州備長炭の1200℃の火力で焼き上げられている鰻は、香ばしく柔らかい・・・というのが、HPなどから得られる情報。
さて、では一体どんな味がするだろうか?潜入です。
香ばしさと柔らかさが絶品
三島の桜家といえば、「絶対に並ぶ」というのが有名。老舗有名店の宿命と言える。
観光客も多く、東京など首都圏からのお客さんも多い様子。
しかし、時は2020年6月。
新型コロナウイルスが少し落ち着き始めていたが、それでも自粛ムードは継続中の世の中。
「さすがに並ぶほどいないかな・・」なんて思った僕がアホでした。
安定の30分待ち。人気店だけあります。それでも少ない方なのかな?
順番を整理するオッチャンが、声を張り上げて予約客を呼んでいた。割とカオスな状況なので、その辺もお楽しみください笑
プラプラと、三島の街を散策して時間を潰してから入店。
三階建の店内は非常に広く、どのお席も人でビッチリである。
僕らが座ってすぐ隣にお客さんが入り、「このご時世に大丈夫か?」と思うほど”密”な状況が完成。笑
メニューはこちら
鰻は「丼」と「重箱」が選べるタイプで、ほとんどの方が「重箱」をチョイスしていた。
他にも、定食や白焼き・蒲焼きなどなど、食べ方のバリエーションは豊富。
老舗の人気店とあって、他の三島の鰻屋よりも値段はかなり高め。高級店です。
「天ぷら」などもあるようだが、周りを見渡せば100%の人が「うな重」を食べている。
無事に「うなぎ重箱(1匹)」4400円を注文し、待つ事20分くらい。
完璧なシルエットのうな重!最高です。
香ばしい香りは備長炭によるもの。口に含めば、炭の香ばしさがフワッと抜け・・優勝。
敢えて少し薄味にしているのか、テーブルにはタレ(かるみ)が置いてあり、いつでも掛けて味を濃くする事ができる。
身は限りなく柔らかく、解けるように鰻が溢れていく。・・うん、優勝。
山椒も香りが高く、ピリッと感も◎
肝吸いの肝も大きく、味もバッチリ。一緒に入っているのは卵豆腐と若芽かな。
噂通りレベルが相当高く、味だけで言ったらトップクラスなのではないだろうか。
桜家 詳細
【桜家】*コロナウイルスの影響で15時までの営業(2020年7月14日現在)
場所:静岡県三島市広小路町13−2(GoogleMapはこちら)
営業時間:11時00分~20時(売り切れじまい)+15時半~17時は仕込みのため準備中になる場合があり。お問い合わせください。
定休日:毎週水曜日
駐車場:提携パーキング(シンコウパーキング・広小路パーキング・うちだパーキング)*リンクをクリックするとマップへ飛びます
お問い合わせ:055-975-4520(電話)
お支払い:現金またはPayPay
提携駐車場は3つ
お会計の時に、駐車券を見せると時間分の無料駐車券をもらえます。
気になる店は”値段”と”密”か
「値段」
桜家のうな重は、いわゆる「1匹」で4400円。
同じ三島の「むさし」のうな重は、「竹(1匹)」で3300円。
その差は1100円。
差額で普通にランチが食べられるほどの値段差だ。
桜家の鰻は確かに美味しい、けど高い。
普段食べるには、結構ハードルが高いランチになるかと。
だって、4400円って都内でランチコース食べられますから。
その辺りを考えると、貧乏人の僕なら「よし!いくぞ!」という気合を入れないと行けない値段かな。
ちなみに、お支払いにカードは使えません。
「現金」または「PayPay」のみとなります。
「密になりがち」
人気店という事もあり、店内はギッシリのお客さんがいた。そして、働いている人の数も多い。故に、非常に「密」な状況なのは否定できない。
また、店外も並んでいる人が多くいるので、やはり密にはなっている。
普段の日常なら繁盛店の光景だが、こと現在のコロナ禍において不安な方は多いかと。
実際に、僕の真横の席にもお客さんがいて、20畳無いくらいの空間に20人以上の人が食事をしていた。
一緒に行った奥さんは、怖がっていた印象だ。
定員さんはマスクを着用しているが、席を空けて食事をさせるなどの事はしていない。
店内のコロナ対策について、気になる方はまだ今のところは行くのはやめておいた方が良いかもしれない。
こんな人にオススメ
- とにかく美味しい鰻を食べたい
- 値段は気にしない
- 店内が密な状況でも大丈夫
- 香ばしい鰻が大好きだ
こんな人は他のお店へ
- 4000円を超える鰻は手が出ない
- リーズナブルに鰻を楽しみたい
- コロナウイルスが怖すぎる
噂に違わぬ最高の鰻
三島の最高峰「桜家」のうなぎ。
見た目・味・雰囲気 は抜群。
特に”味”に関しては、個人的に4400円の価値はあると思う。
それほどまでに、香ばしい香りと柔らかさを纏った桜家のうな重は絶品だった。
備長炭で焼き上げるのが、ここまで嗅覚に影響を与えるのかと感動するだろう。
「三島の鰻=桜家」となるのもうなずける。
しかしながら、やはり今のご時世として「コロナ対策」という部分が外せない課題になるのかなと。
僕個人は、ある程度の外出や外食・旅行などは行っても大丈夫かな・・くらいのコロナに対するスタンスなのだが、それでもあまりにも店内が「密」な状況だったのにはビックリした。
繁盛店故の悩みどころだが、不安になる方は多いのかなと。
対策についてはお店のスタンスなので、「ちゃんと対策しろ」「こうあるべきだ」みたいな事は思いませんが、店内の状況などがもっと分かれば、ミスマッチも少なくなるとは思う。
まぁ、ごちゃごちゃ偉そうに御託を並べてきましたが、ハッキリと言えるのは
「桜家の鰻は美味い」
です。
値段など諸々は、食べてみてご判断ください。
僕は、値段通りの価値はあると感じました!たまにのご褒美でまた行きます!
また食べたい!
【桜家】*コロナウイルスの影響で15時までの営業(2020年7月14日現在)
場所:静岡県三島市広小路町13−2(GoogleMapはこちら)
営業時間:11時00分~20時(売り切れじまい)+15時半~17時は仕込みのため準備中になる場合があり。お問い合わせください。
定休日:毎週水曜日
駐車場:提携パーキング(シンコウパーキング・広小路パーキング・うちだパーキング)*リンクをクリックするとマップへ飛びます
お問い合わせ:055-975-4520(電話)
web:食べログ「桜家」 公式HP「桜家」