久しぶりの鰻ブログ。
僕が、ただ単純に”鰻が好き”という理由から始まった、鰻屋を紹介するブログです。
過去のうなぎブログはコチラから→はなのうなぎブログ
最近、鰻屋の新規開拓をしていなかったのですが、先日行った伊豆の国市韮山の鰻屋「源氏」が最高だったので、急いで筆を取りました。というか急いでキーボードを叩きました。
世界遺産の”韮山反射炉”からもほど近いので、伊豆観光のランチにもオススメかと。
うなぎ屋 源氏
韮山のイチゴ狩りビニールハウスが並ぶ、”いちごロード”沿いにある鰻屋「源氏」。
伊豆箱根鉄道の韮山駅から、徒歩で10分弱ほど。
世界遺産・韮山反射炉からは車で5分くらいで到着するお店。4台くらい停められる駐車場もあります。
実は、僕はこのお店を知りませんでした。
というのも、僕の行きつけのお店は三島の「むさし」という鰻屋。
その他、三島の鰻屋は有名なので大体行った事はあるのですが、近場の鰻屋は逆に行った事が無かったのです。
ある時、伊豆長岡の旅館「小川家」のインスタグラムを見ていたら、韮山の源氏を紹介していたので、居ても立っても居られなくなりGOしました。
「注文してから鰻をさばいて焼くのでフワフワで絶品」とか書いてあるので、もう気になって気になってね。
はなぶさ旅館からも、車で10分ちょっとでお店に到着しました。
古い一軒家のお店で、店内はホッと落ち着く空間。
【源氏】
営業時間:11時30分〜20時半
定休日:毎週水曜日
駐車場:あり(店裏手に4台ほど)
お問い合わせ:055-949-2925(電話)
web:食べログ「源氏」 観光協会「源氏」
源氏のうなぎ
メニューは全て税込みで
- 蒲焼定食(特上)4500円
- 蒲焼定食(上)3200円
- うな重(特上)4500円
- うな重(上)3200円
- うな重(並)1900円
- 蒲焼のみ 2900円
- 白焼き 2900円
注意書きには
「うなぎは活魚です」
「特上は一匹半(三枚) 上は1匹(二枚) 並は一枚となります」
とある。
他にも、天ぷら定食や、エビフライ定食、刺身定食、天ぷらそばなどの麺類まで。
刺身や焼き鳥、モツ煮などのおつまみも充実しているので、酒飲みにも堪らないお店です。
お飲み物のメニューはこんな感じ。
生ビールから日本酒、焼酎まで抑えてありますね。良い感じです。
うな重の並を注文すると、およそ25分ほど。
どーーーーーーん!
やはり美しい。
僕はうな重になりたい。いや、なる。
将来、棺桶に入った際には、鰻のタレをこれでもか!とかけてもらって、美味しく焼いてもらいます。
蒲焼になって死にます。
お焼香は、山椒を使ってもらいます。
そういえば、そんな話を以前していましたわ。
noteサウンド→【はなチャンネル】最後の晩餐は鰻重で。僕は鰻重になりたい
・・と、話がものすごく脱線しましたが、源氏の鰻は見事にふっくら焼かれておりました。
身がすごく厚いのですよね。喰いごたえがある鰻です。
タレは甘からず辛からず、丁度良い塩梅。というか、鰻のふっくら感にビックリしてあまりタレの味を覚えていません。
それくらいインパクトのある鰻。
肝吸いの味もバッチリ。ウナギの肝は大きく、豆腐、三つ葉が一緒に入っていました。
そしてまさかの小鉢付き。もずく酢に柿が入っていました。良い味付けで美味。
うな重定食で小鉢が付いてくるとは。サービス精神にあっぱれです。
山椒は普通の山椒でした。
総評
韮山の鰻屋「源氏」。ハッキリ言って、最高でした。
うなぎの美味しさ、焼き加減、味付け、肝吸いの美味しさ、小鉢のサービス精神。
どれを取っても大満足なものでした。
3200円とコスパも最強だし、悪い点が見つかりませんでした。強いて言えば・・もありません。
そして、何と言ってもサービスが凄く心地よかったです。
お会計後に、女将さんとお話をさせていただきましたが、とても良い方でした。
食べログやブログでお店が書かれているようで、東京や神奈川からのお客さんも多く、定休日の水曜日に電話で「今から行きたいのですが・・」と言われると営業してしまうそう。
「だって、わざわざ遠くから来るのにやってなかったらねぇ・・」と、優しそうに言う女将さん。間違いなく良い人です。
また絶対に来たいお店が出来ました。
もしかしたら、三島の鰻屋・むさしを超えたかも。最近むさしに行っていないので、もう一回食べに行って確認しますね。
うなぎの期待値は高い。だからお店選びは大切。
鰻って、色々高いじゃないですか。
- 値段も
- 敷居も
- 高揚感も
- 期待値も
だからこそ、”外したくない”という気持ちは大きい。
最近、僕の友人が三島の鰻を食べに行ったそうです。
感想は・・・とにかくサービスが悪くて、最悪だったとの事。
- 来店するなり「40分で出てくださいね」と言われ
- 席は容赦無く相席にして詰めさせられ
- 1人遅れてくるからと頼んだらすぐに提供されて、冷めたうな重を食べさせられたり
と、もうガッカリだったそう。
実は、僕も過去にブログで書いた事が。
ブログ内で書いているのと、ほぼ同じ接客がまだ行われているようですね。
観光客で賑わっているからと言って、横柄なサービスをしていてはダメ。
前述したように、「鰻を食べる」と言う事は非常に高揚感が高まるのです。
ワクワクした気持ちが、残念な体験になってしまうのは最悪。
僕のブログが少しでも参考になればと。
但し、あくまでもこのブログは僕の”主観”だけで書いております。
正に、育ってきた環境が違うから好き嫌いは否めないと。
夏がダメだったり、セロリが好きだったりするので、そのお店が好きだったり、嫌いだったりするのだと思います。
是非色々なお店を食べ歩いて「一番の鰻屋」を探してみてくださいね。
伊豆の国市韮山の鰻屋 #源氏 ですが、かなり完璧でした。僕のナンバーワンを更新したかも。
鰻の身がふっくら仕上がってて肉厚。
捌きたてを焼くから臭みゼロで香ばしい。こんな近くにこんな名店が。
しかも先代はウチの祖父と仲良しだったとか。それどころか昔 #はなぶさ旅館 で働いていたんだとか。 pic.twitter.com/OVDPS54Egq— 「はな」陶芸の宿はなぶさ三代目 花房光宏 (@hanabusamitsu) 2018年12月2日