旅館を面白く
2019年5月19日、創業63年の歴史に終止符を打った「はなぶさ旅館」
僕が生まれたその時も”はなぶさ旅館”は営業をしていて、僕の人生の経過とともに客室数を減らしたり、おまんじゅう屋を開業したり、お昼処「とろろ家」を始めたりしました。
バブルが弾けて以降、伊豆長岡の旅館の多くは廃業に追い込まれた。
平成元年には70軒あった旅館も、現在その数が半分近くまで減った。
同業者の人からも
- 「旅館って大変だよな」
- 「もっと良い商売がやりたい」
という声がチラホラ聞こえます。
確かに、旅館は「儲かる商売」では無いと思う。
語弊があるといけないので付け加えると、「儲けやすい商売」では無い。
- 固定費はバカでかいし
- 税金は高いし
- 利益率は悪いし
- 24時間営業
悪い面を上げたらキリがないほどに。
しかしながら、こんなに自由にエンターテイメントを楽しんでもらえる空間も他には無いのかと。
よく考えていただきたい。
- 滞在時間は平均15~16時間。多ければ20時間。
- 衣・食・住の全てを提供する
- 周りには伊豆の魅力が沢山
- 食材も豊富
- 雄大な富士山が望める
- 世界遺産がある
- 地場の酒がたくさん
などなど。
「伊豆の魅力×宿泊施設」は、確実に魅力的である。
常々思うことは、”旅館は守りに入りすぎた”と。
もっと自由な発想で、「旅館×伊豆の魅力」をやったら面白くなるだろう。
そして、その独自の面白さに人は惹きつけられるのでは?
というのが、僕の考え。
だから、移転先の「富嶽はなぶさ」では、面白い事をどんどんやっていきたいなと。
いつだって、この初日のブログを読み返し、初心を思い出せるようにしたためておきました。
エモ散らかしてすみません。
では、本題です。どうぞ。
富嶽はなぶさ グランドオープン初日
2019年6月23日、遂に「富嶽はなぶさ」がオープンしました。
旅館の玄関には、溢れんばかりのお祝いのお花・お酒・電報が届きました。
本当にありがとうございます。
多くの方に応援して頂いて、オープン出来たのだとしみじみ感じます。
感謝の気持ちは結果でお返ししなければと、気持ちが引き締まりました。
- お取引してくださる会社様
- 従業員さん
- 農家さん
- 漁師さん
- 仲買さん
- 地元の方々
- 応戦してくれる友人
- 自分の家族と従業員さんの家族
そして何よりお客様の為に頑張ります。
「関わる全ての人を豊かにしたい」
受け売りですが、本当にそう思っています。
自分一人では到底不可能なミッションですので、従業員さんと一丸になって挑みます。
これからが本当の頑張りどころ。
古い考えにとらわれず、どんどん挑戦していきます。
僕なりの、僕たちなりの「旅館」を好きになってもらえるように。
7月の予約が狙い目!
富嶽はなぶさのご予約ですが、7月が狙い目です。
実は、移転まで1ヶ月しかなかったので、予約導線が全然間に合いませんでした。
楽天トラベルの予約受付は早めに開始できましたが、それ以外はまだまだ。
自社予約サイトは、売り出していますがレイアウトが間に合ってません。
そして6月23日現在も、露天風呂付きのお部屋はまだ売り出せていない状況。
(お電話にてご確認くださいませ。電話番号 055-948-1230)
ですので、夏休みに入る7月いっぱいは予約が劇的に少ないのです。
一般客室から露天風呂客室・・というのは無理ですが、一般客室でも大小ありますし、露天風呂付き客室でしたらグレードアップも出来るかもしれません。
お客様が少ないので、割と融通が効くかと思います。
って事で、予約は今が狙い目!
ご来館お待ちしております!
という、いつものステマで締めますね。
予約はコチラから→富嶽はなぶさ予約ページ
おはようございます!
本日は #富嶽はなぶさ のグランドオープン!ようやくこの日が迎えられました。
まだまだ手探りの営業が続きますが、早く良いおもてなしを提供できる環境を整えます。
あいにく雲が多い陽気ですが、元気いっぱいにお客様をお迎えしたいと思います。
と言っても本日2組のみですが。 pic.twitter.com/uYCnmQeiw9— 「はな」富嶽はなぶさ6月23日Open 三代目 花房光宏 (@hanabusamitsu) 2019年6月23日