はなぶさ旅館 特製しゃぶしゃぶ
はなぶさ旅館のしゃぶしゃぶは、「ふじのくにポーク」というお肉のバラ肉とロース肉を使っています。
脂がしつこくなく、何枚でも食べられてしまう危険なお肉。
ダイエットとかしている方は、まず近づかない方が良いお肉です。
ふじのくにポーク一番の特徴は、“アクが全く出ない”という部分。
初めてこのお肉を食べたときは、「は?何故?」と心底驚いたことを記憶しています。
そして、はなぶさ旅館のしゃぶしゃぶは”お出汁と一緒に味わう”。これがミソ。
お出汁に味が付いているので、ポン酢や胡麻ダレなどを一切付けないで食べる。
白醤油ベースのお出汁が、また激ウマなんです。
最後の〆は、選べる麺。
- うどん
- 蕎麦
- ラーメン
から選んでいただけます。
ふじのくにポークの旨みとお野菜の旨みをガンガンに吸ったお出汁に、麺が良く絡んで超絶美味。
子供から大人まで、万人に愛されるしゃぶしゃぶだと思います。
ま、手前味噌ですが。
ご来館の際は、是非召し上がって確認してみてください。しゃぶしゃぶプランの詳細はこちら→
しゃぶしゃぶに感動したお客様
以前、ご来館してくれた友人のお客様に”しゃぶしゃぶ”を提供したところ、非常にご好評の声をいただきました。
お客様とは、SNSで仲良くさせていただいている、栃木にある「深澤製餡所」の深沢さん(通称・海ちゃん)。凄くストレートで豪快な方で、話していると気持ちの良い方。
伊豆長岡の鰻屋で、
「あの豚しゃぶが、この1カ月で食べたものの中で一番うまい」
と、その店の鰻を食べながらデカい声で言い始めた時は焦りました。
嬉しかったですがね。
「家族にも食べさせたい!」と言ってくれていたので、「では、またのお越しをお待ちしておりますね」という、何とも普通で気が利かない営業トークでその場は終わり。
今日も今日とて。
玉子焼きは調理場によって、焦げを付けたり付けなかったり違います。
料理長の好みですよね。ちなみに #はなぶさ旅館 は焦げ無し。
今回は少しだけ焦げました。。
来週の18日に玉子焼きの焼き方指南します!良ければー!https://t.co/n5gXSAXXbj pic.twitter.com/O0OQPS7CEI— 「はな」陶芸の宿はなぶさ三代目 花房光宏 (@hanabusamitsu) 2018年9月12日
その後Twitterにて、玉子焼きの投稿をした時にコメントで、「その玉子焼きと、しゃぶしゃぶを一緒に送れないか?」と。
そこまで言ってくれるならと、「個人的にお送りします!」とコメント。
その後の驚愕のコメントが。
「では、4人前を40セットお願いします」
(・・え?・・・・40セット?)
当然、ご家族用だと思ったら、まさかの会社の皆さんに食べてもらうのだとか。
まじですか!!
めっちゃ嬉しいっす。
40セット頼みます。1セット4人家族で食べる感じで出来ますか。
我儘言ってごめんなさい(≧∇≦)
でも、あの味を皆んなにに知って欲しくて。あの豚シャブ忘れられないっす。— 深沢貴之(海坊主) (@sandaimeunosuke) 2018年9月12日
さすが豪快な海ちゃんなだけあります。
しゃぶしゃぶの通販は初めて。しかも160人前という数にビビりながらも、やらせてもらう事にしました。
”想い”を詰め込む
ふじの国ポークの納品時期に合わせて、玉子焼きを焼くような日程と準備をする事に。
なにせ160人前ですから。はなぶさ旅館の最大の宴会でもおよそ90人ぐらいですから。恐ろしいほどの量です。
料理は準備が9割。準備不足は命取りです。
- 普段は3本巻けば十分な玉子焼きも40本。
- お出汁も40升(5400cc)
- 肉は何キロだ?
もう分からないほどの量でした。
玉子焼きは、真空にし窒素を充填して賞味期限を出来るだけ伸ばす事に。
そして潰れないように、パック詰めに。
今月、頼まれて玉子焼きを40個発送するのですがやった事ないので入れ物を悩み中です。
真空にしたら潰れちゃうし、色々考えないとね。1日で40個とか巻いた事ないからそっちのが大変そうだわ。
賞味期限が短いので、焼いて→冷まして→パック詰めして→発送 までを出来るだけ短い時間で。#はなぶさ旅館 pic.twitter.com/rrIlgC214D— 「はな」陶芸の宿はなぶさ三代目 花房光宏 (@hanabusamitsu) 2018年9月23日
しゃぶしゃぶも4人前ずつ真空で発送。
お出汁は1升ずつペットボトル詰めに。
今回、お野菜は同封しませんでした。野菜の鮮度が心配で、安全を取らせていただきました。
但し、”こんなお野菜がオススメです””こんな食材もどうぞ”という、食べ方ガイドのリーフレットを同封して、楽しんでもらえるように配慮。
料理は、やはり「喜んでもらいたい」という”想い”が大切なので。
通販の料理だとしても、はなぶさ旅館の料理である事に変わりはない。だから”想い”も詰め込みました。
繋がりに感謝
届いたしゃぶしゃぶは、深沢製餡所の従業員さんに配られたようです。
「休み明けの午前中に届くようにお願いします」と配送の指定を受けました。
「午前中出勤の従業員さんも持って帰れるように」
海ちゃんの”想い”も、このしゃぶしゃぶには詰まっているのだなと。
美味しいものを知らなかったら、美味しいものは創れない!!
ボクの人生の中で、豚シャブの最高峰は、#はやぶさ旅館 さんで食べた豚シャブ!!アクが一切出ない豚と、主役の豚をしっかりと引き立て、しかし自分も後から主張する出汁が超絶たまらない美味しさ!!@hanabusamitsu さんありがとう!! pic.twitter.com/MSto4XPZhG— 深沢貴之(海坊主) (@sandaimeunosuke) 2018年10月1日
美味しい物を食べてる時は無言になる…
うちのおとん、おかんが無言でうなずきながら食べてる(笑)
かなり美味しいってことだ!
はなさん @hanabusamitsu ごちそうさまです! pic.twitter.com/xlF53btJmn— 鈴木俊文 (@ts_anco) 2018年10月1日
喜んでいただけて、本当に良かった。
最初は「出来るか?」などと思っていましたが、出来るもんですね。
やってみなければ何も分からないですね。
今後は、しゃぶしゃぶも限定でWEB販売してみようかと模索中。
今回の販売があったから、そうやって考えられる。
チャレンジさせてくれた海ちゃん、ありがとうございました。
また一つ、自分の視野が広がりました。