伊豆長岡温泉・富嶽はなぶさのおにぎりが「焼きおにぎり」な理由

”おにぎり”という魅惑の食べ物

台風の進路が気になりますが、そこまでキャンセルが増えなくて安心しました。先日、団体のお客様から、別注でおにぎりのご注文をいただきました。

富嶽はなぶさのおにぎりは焼きおにぎり。

今回は「高菜焼きおにぎり梅干し入り」でした。おかかも入っていて最高です。塩ではなく濃口醤油で味を整えるのもミソなんです。

はぁ~美味そう。。

ダイエット塾のトレーナーの友人・「油田マッスル」もK奮しております。

おにぎりからの食中毒?

驚かれる方もいると思いますが、おにぎりって食中毒が出やすいモノの一つ。

握ってからすぐに食べていただけるなら大丈夫なのですが、旅館の宴会はお食事までしっかり出る会席料理。つまりフルコースです。団体のお客様だと、その後に2次会へ・・という流れ。そして2次会が終わってから、小腹が空いておにぎりを食べるという流れが多い。

つまり握ってから口に入るまでの時間が長いのです。次の日の朝に食べたりしたら最悪です。そしてそれはお客様次第だという事。

やはり作り手はそこまで意識して作らないといけないです。最悪の状況を考えて作るのです。

美味しいモノと安全なモノ

「美味しいモノ」を提供する事は大事です。

でも一番大事な事は「安全なモノ」を提供する事。

美味しいけど食中毒になるかも・・・

というものはウチでは絶対出しません!

故に生の貝類は基本的にNG。焼き霜にするか、さっと湯にくぐらすか。でも基本的には使いません。貝類の食中毒は予測できません。

いわゆる事故なのです。

しかし宿としては責任を取らなければならないし、営業停止にもなります。

何よりもお客様が迷惑を被ります。

  • レバ刺しはうまいです。
  • 生牡蠣も美味いです。
  • とりわさも美味いです。

でも安全ですか?

万が一にも安全が確証されないのであれば、当館では出しません。

  • 「美味しい」よりも「安全」

食べ物に携わる人間が一番大事にしなければいけない事だと思います。

ってことで、おにぎりは焼きおにぎりにするのです。具も梅干しという傷みづらいモノを選ぶのです。

長々と書いたんですが、結局言いたかったのは富嶽はなぶさ のおにぎりは焼きおにぎり」ってこと。

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Facebookの記事を書いていたら、筆が乗って?というかキーボードが乗って?文字数が多くなったのでブログにしました。

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