発信の重要性
「どんな良いサービスや商品があっても、それを伝えなければこの世に存在しないのと同じ」
これはエクスマの主宰・藤村正宏先生の言葉。
だから伝えるということが重要なのだ。
スマホやインターネットが普及した現在、伝える方法は驚くほど沢山ある。それも無料で。
Facebook・Twitter・Instagram・YouTube・ブログ・・等々、スマホ1台あれば今すぐにでも情報を発信できる。
少し前までは全く考えられなかった話だ。
僕は昨年4月ぐらいからSNSを頻繁に更新し、ブログを立ち上げ、はなぶさ旅館の魅力や自分の情報を発信することに力を入れてきた。
始めた当初はフォロワーも少なく、コメントもイイねもあまり付かなかったSNS。ブログの書き方だって見よう見まねでやっていた。
それでも毎日コツコツコツコツ発信するようになってからは、少しずつその数も増加。
お客様から「ブログ見てます」「Instagramを見て予約しました」などと言う声も頂き、肌感覚として反響があることは実感している。
(SNS発信に力を入れ始めて2ヶ月当時のブログ→SNS投稿を2ヶ月本気でやってみた結果)
先日とろろ家はなぶさでやっていた「伊豆の国市ふるさと博覧会」のプログラム、”山葵ご飯伊豆まぶしと国精汁セット”の販売も、僕の発信を見て沢山の方にご来店していただけた。
そして先日、HP管理会社から月間報告があり、見てみると「対前年比でHPの月間閲覧ユーザー数が1000人増えている」との報告があった。
少し読みすすめると
「去年に比べユーザーが1000人増えています。1000人増ですのでたまたまとかではなくHPやブログ等での発信を頑張っていただいているおかげで先月はご覧になる方が増えてきたのではないかと思います」
とある。
正直な感想は「嬉しい」。いや「クソ嬉しい」です。
僕がSNSやブログを更新しているのは、趣味でも何でもなくビジネスの為である。これは始めた時から変わっておりません。
投稿に興味をもってもらって、はなぶさ旅館の自社サイトに来てもらう。そして旅館の予約をしてもらう。ここを目指している。
数字として増えた事、少しずつであるが結果が出始めた事が素直に嬉しい。そして発信の重要性を身をもって感じた。
大事だよ、伝えるということは。
「サボっている」のは仕事中にSNSをしていないあなた
この2018年という時代に生きていて、発信をしていないという事は怠慢である。と、今では素直にそう思う。但しビジネスの観点での話だ。プライベートでの話ではない。
かくいう私も昨年初めまでは全く発信していなかったので、怠慢以外の何物でもなかったのだが。でも、気付けて良かったと思っている。発信すれば、少なからず反応がある。確実に。
だから仕事中にTwitterを更新するし、インスタのストーリーも頻繁に投稿する。
暇を見つけてはスマホを触っている。
はたから見れば「サボってる」ように思うかもしれないが、こちらは至って真面目に発信している。伝える努力をしている。
先日見たTwitterで
社長が仕事中Twitterしてることを「サボっている」と考える人もいるようですが、むしろ逆で、今の時代しっかりTwitter等で情報発信しない社長の方が仕事をサボっていると言っても過言ではないかもしれません。社長がTwitterで情報発信することの会社にとってのメリットは計り知れません。
— 米村歩@日本一残業の少ないIT企業社長 (@yonemura2006) 2018年2月2日
とツイートしている方がいて、ひどく共感した。
社長の発信には確実に力がある。会社を広く知ってもらうための力が確実にある。人事採用に力を入れるなら、先ずは発信をすべきだと思う。
メガネのOWNDAYS・田中社長のTwitterやブログは、本当に面白いし、魅力溢れるコンテンツだと思う。
ブログでは社内の人事体制などの話を面白く書きながら、最終的には採用のリンクに繋げているし、noteでは「OWNDAYS再生物語」という今までの会社の遍歴を書いている。
本当に驚くほどの文才で、その文章に引き込まれてしまう。もはや作家が書いた小説を読んでいるような感覚に陥るほどだ。
そして気づいた時には田中社長のファンになっていた。OWNDAYSのファンになっていた。
おそらく次にメガネを買う時はOWNDAYSのメガネを購入するだろう。
もし僕が今、大学3回生だとしたら、OWNDAYSにエントリーシートを出すだろう。
田中社長の発信にはそれだけの力がある。
SNSの1つもまともに扱えない人はどの道滅亡する
SNSでの有名人、美容師の木村直人さんのブログも突き刺さった。
全部できるといいですよね。
(いくら髪の扱いが上手くてもSNSの1つもまともに扱えない美容師はどの道滅亡すると思っている) – naoto kimura(木村直人) https://t.co/UbsjXskcgR
— 木村直人 【air】 (@air_kimura) 2018年2月3日
ブログ中にある言葉で
・“上手ければ必ずお客さんは来る””雑誌にも載れる”という時代は終わった
・大体の事は…「自分がどこかに行ったりする時にどうしているのか?」という事が抜けている。旅行に行けば観光案内をネットで探す。飲食店を探せばレビューまで見て吟味する。そういうアクションを行なっているにも関わらず、自分は違うアクションをとってしまう。
この文章を読んで、ハッとする人も少なくないだろう。
現在は何をするにも”ネット”が第一。頼るところはwebページだ。
ニュース、買い物、トレンド、食事、マナー・・・などなど全てで。
なぜそこに自社のコンテンツを落としておかないのか?
なぜそこに自分の魅力を置いておかないのか?
そう、これは自分自身への戒めのブログ。
もっと伝える努力をしよう。閲覧ユーザー1000人増ぐらいで喜んでる場合じゃないだろ。