3月31日に開催する”桜ワイン会”
「お花見をしながらワイン飲んで、板前の作る料理とか食べたら最高じゃない?」
という軽い感じでスタートさせた桜ワイン会ですが、気づけば5回目?6回目?・・毎年の恒例になっています。
軽い感じで始めましたが、今じゃもうガチです。料理もワインも。
昨年は、更に音楽の要素を入れて、さながら「フェス」の様な雰囲気も。
続けていく事でアップデートしている。
やはり”続ける”というのは、非常に大事な事なんだなぁ・・と、しみじみ。
今日は #桜ワイン会 の試食会!
我ながらこれで飲み物代込みで6000円ってアホでしょ。凄いクオリティと量です。
ソムリエ6人でマリアージュを考えます!贅沢な時間です!
桜ワイン会は3月31日の12時から!伊豆長岡の源氏山公園で!
まだお席ありまっせー!お得すぎでっせー!https://t.co/ocVeco8PxQ pic.twitter.com/e7jpekJYqi— 「はな」陶芸の宿はなぶさ三代目 花房光宏 (@hanabusamitsu) 2019年3月18日
さて今回は、そんな桜ワイン会に向けて試食会をやりましたので、その様子や内容などをお知らせしようかと。
もちろん、試食会もガチです。
ソムリエ4名・ワインの生産者1名・イタリアンのサービス1名の5名で、当日のワインを厳選しました。
3月31日のワイン会当日をお楽しみに!
ちなみに、桜ワイン会の定員は30名。残りのお席は8席です(3/22日現在)
参加希望の方は、以下のリンクを↓
桜ワイン会試食会
「和食×ワイン」のマリアージュを楽しむ会
と謳っておきながら、以前は試食会もせずにぶっつけ本番でワインを用意していました。
もちろん、ソムリエの先生と僕が献立を見て、料理に合うワインを選択する。
が、ご参加者のマダムから「赤ワインに合う料理が見当たりませんが」というお言葉を。
それ以外にも「どういうつもりでワインを選んだのでしょう?」などと。
内心「このクソばb・・」などと思っていましたが、確かに言われた通りだな・・と少し経ってから納得。
頭の中で考えたマリアージュと、実際のマリアージュは違いますもんね。
だからそのワイン会以降は、必ず試食会をやってからワインを選んでいます。
上記のブログ内にもありますが、かなり本気でワインを選んでいます。
毎回毎回、最高に面白いマリアージュとの出会いがあるので、本当に試食会をやって良かったと。
あのクソばb・・いや、あのマダムに感謝です。ありがとう!クソばb・・マダム!
今回の試食会には、僕を含めソムリエ4人 生産者1名 サービス1名の計6名で意見を出し合いました。
こちらの料理に
28本のワインを用意して。
何とも贅沢な時間です。
良い感じのマリアージュにも出会えたので、当日をお楽しみに!
お忘れでしょうが、はなぶさ旅館三代目の僕もソムリエの有資格者。以後お見知り置きを。
ワインは面倒臭い飲み物。だから面白い
ワインと料理って、合わない場合があります。というか、結構合わないです。
魚とワインを飲んで、「うわっ!生臭さ!!」ってなった事はありませんか?
基本的に、何も考えずに酔っ払いたいのなら、ビールか水割りを飲んでおけば良いかと。
水だし麦だし。大体のものには合います。
だけど、ワインにはそうではない面白さがある。
料理と合わないから、バッチリペアリングした時の快感があるのです。
桜ワイン会で、面白さを発見してみてください。
試食会献立
【今回の試食会の献立】
【前菜】
- 蓬豆腐 花びら百合根 美味出汁 山葵
- 竹の子木の芽和え、竹の子、独活
- 山菜酢味噌掛け、うるい、浜防風、椎茸
- 菜の花辛子漬け、空豆蜜煮
- 伊豆産黒豚香草焼き
- 三色菱餅見立て
- 桜海老 長芋時雨和え
【御飯】
- 桜御飯 わらび、筍
- ミニちらし寿司
【デザート】
- 桜ゼリー寄せ 苺 パイン ルビー
- 桜葉、桜花
「福狸亭 小川家」
【焼き物】
金目鯛若菜焼き 菜の花
【中皿】
鶏火取り 胡麻スパイシーカレー
【煮物】
狭腰黒米桜葉巻き 北海蛸小倉煮 筍土佐煮 蓮根オランダ煮 蕗 桜麩 山葵餡
【刺身】
湯葉巻き寿司
- サーモン クリームチーズ
- 帆立 ドライトマトオリーブオイル漬け 大葉 バルサミコ酢
- 甘エビ オリーヴ 梅肉
- りんご酢味噌 トリュフ塩
【酢の物】
- 薯蕷寄せ
- 鯛松皮昆布〆 菜の花巻き
- 蛇腹胡瓜 蛍烏賊 伊豆味噌マヨ掛け 桜花人参
- 蓮芋 黒豆松馬刺し
- グレープフルーツ酢
三軒の各調理長とも、気合が入っています。
料理人の性なのか、年々、量と質は確実に上がっている様な気が・・。
「刺身」に面白さを
今回の僕の担当献立は「刺身」
- どの様に面白くするか?
- どんな風にワインに合わせにいくか?
普段の板前の時とは、またちょっと違った頭を使うので面白い。
ソムリエの僕にしか考えられない献立で。
- クリームチーズとサーモン
- オリーブと甘エビと梅肉
- ホタテとオイル漬けにしたドライトマトと大葉 バルサミコ
- りんご酢味噌とトリュフ塩
刺身を湯葉巻きにして、中の具材でワインに合わせにいきました。
明日は #桜ワイン会 の試食会。
この試食会でマリアージュを決めていきます。
今回僕の担当は「刺身」。って事でドライトマトを仕込んでます。
何故刺身にドライトマトか?それは参加した人だけのお楽しみ。他にオリーブも刺身に使います。ワイン会、まだお席空いてます↓https://t.co/uJDQJhdCzS pic.twitter.com/6wZcbFRytH
— 「はな」陶芸の宿はなぶさ三代目 花房光宏 (@hanabusamitsu) 2019年3月17日
本当に、毎回毎回アップデートしています。僕もワイン会も。。
ワイン会のお席は残り8席(3/22日現在)です!お早めに!