僕は、ソムリエの有資格者です。
5年ほど前にソムリエ試験に合格しました。
でも実は、試験に臨むまでワインのど素人だった僕。ソムリエナイフでコルクを開けた事ないくらいのど素人。
そんな僕が、どうしてソムリエ試験に一発合格できたのか?
最初に言っておきます。
「合格したいのなら、三島田町の”田辺由美ワインスクール三島校”へ行け」
それだけです。
ソムリエの合格祝い2018
5年前ソムリエの資格を受からせてもらったワインスクールの合格祝い。今年は3名がしたそう。おめでたい。
もう、あんなに勉強する時は今後ないって思ったくらい勉強した試験。受かったからこういう繋がりがあるんですね。
駆けつけ一杯が #OpusOne というリッチな飲み会。今宵は飲みます!#三島 pic.twitter.com/uTwT3bSnIX— 「はな」陶芸の宿はなぶさ三代目 花房光宏 (@hanabusamitsu) 2019年1月22日
先日、僕が卒業した”田辺由美ワインスクール三島校”のソムリエ試験合格祝いに、OBとして参加させてもらいました。
2018年のソムリエ試験の合格率は26.5%。僕の時よりも格段に難しくなっています。
ワインスクールの合格祝いは、それはそれは豪華なワインがポンポン開くというカオスな状況。
ワインスクールを取り仕切る、三島田町の酒屋・丸見屋の青木寛子先生からのお祝いのワインです。
- Chassagne-Montrache 2010
- Nuits-St-Georges 1988
- Opus One 1999
など、ワインに少し詳しい方なら、垂涎もののラインナップ。
お店で実際に開けたら、いくらになるんだろうか・・。
「良いワインはみんなで飲みたいからね」
と笑顔で言う青木先生は、多分前世がマザーテレサ。
僕は、このマザーテレサにソムリエ試験を合格させてもらいました。間違いなく。
再び言います。
「ソムリエ試験に合格したいのなら、三島田町のマザーテレサを訪ねろ」
それだけです。
死ぬほど勉強した5年前
ずぶの素人とは正に僕のことで、5年前の僕には、全くワインの知識はありませんでした。
知識どころか技術もなかった僕。ソムリエナイフすら触った事がなく、コルクを開けるのは簡単に開けられるコルク抜き。
ワインを飲む時は、赤ワインにブラッドオレンジジュースを割って飲んでいました。
味なんか関係なく、「酒は酔うためにある!」と言った感じに。アホです。
では、何故そんなアホがソムリエ試験を目指したのか?
それは、はなぶさ旅館の館主の親父が、ソムリエの資格を取ったから。
僕は、「へぇ~、ソムリエとか何かカッコイイやん」くらいのノリで資格を目指す事に。
・・後で地獄を見るとは知らずに。
サービスの仕事は3年間従事した事があったので、受験資格は問題なくありました。
と言う事で、親父も通った三島田町の”田辺由美ワインスクール三島校”の門を叩くのです。
当時は、講座を受ける人が少なく、最初は僕一人で授業を受けていました。青木先生とマンツーマンですね。
その後、2名の方が入校して、その年は3名で試験を目指す事に。
他の方は、仕事でワインをサービスしている方。故に、ワインには詳しいのです。
最初から講座を受けていた僕なんか、あっという間に抜かしていく2人。
結構折れそうな時がありました。
しかし、青木先生の熱量が半端じゃなかったのです。
劣等生の僕の為に追加で授業をしてくれたり、参考のプリントを山ほどくれたり、試験の情報を沢山LINEしてくれたり。
本当に、いつ寝てるんだ?って感じの熱量。
講座料よりも格段に、相当手厚い指導をいただきました。
でですね、「あ、これ、先生の為にも受からなきゃ」って思ったんです。
いや、正確には「落ちられねぇな・・」って。
いつしか”自分の為の資格”が、”先生の為の資格”へと。
だから、最後の1カ月は死ぬほど勉強しました。
8月の忙しい時期だったので、仕事が終わった後の午後21時~夜中の2時を勉強時間にして。朝は6時から仕事。
正直、メチャメチャ大変でした。
でも合格した時に、この1ヶ月が分かれ目だったなと。
やはり努力は裏切らないです。
一次試験の時、鉛筆を持つ手が震えたことを今でも覚えています。震えると言う事は、”合格出来る自信がある”から。
絶対無理だと思っている試験の時に震えますか?多分震えないと思います。
努力した分、受かりたかったんでしょうね。
合格して本当に良かったと。青木先生に会わせる顔が出来て本当に良かったと。
ソムリエ仲間との出会い
僕が受かった年から、3年連続で全員合格させている青木先生。
僕の年は3人だけでしたが、次の年からは10名弱の生徒さんが2年連続で全員合格。
これはかなり偉業だそうで、東京のソムリエスクールでもこんな合格率にはならないのだとか。
やはり、青木先生の熱意にみんな背中を押されたのですね。
合格した生徒さんは、ちょうど僕と同じ世代の活躍しているソムリエさんが多く、定期的にみんなでワイン会を開いていて、良い刺激をもらいます。
本当に良い仲間に恵まれました。
僕も、自分でワイン会を主催し続けられているのは、ソムリエ仲間や青木先生がサポートしてくれるから。
マリアージュについて考えてもらったり、ワイン会のサービスを手伝ってくれたり。
ソムリエ試験に合格して、ワインの知識やテイスティングの能力が上がったのは勿論良かったのですが、一番良かったのはソムリエの仲間と出会えた事。
皆さんも、三島田町の丸見屋でソムリエ試験を目指してみては?
やる気と熱意さえあれば、だいたい受かりますので。いや、青木先生が大体受からせてくれますので。笑
ソムリエバッジ転売問題
#ソムリエ バッジがメルカリで大量に売られているらしい。
僕も4年くらい前にソムリエ資格取りましたが、バッジなんて一回くらいしか付けてないです。欲しけりゃあげるけどそれで良いサービスが出来るのかね?
たまたまソムリエに関するブログ書いてるのでツイートしてみた。https://t.co/lq8bCvwEYi— 「はな」陶芸の宿はなぶさ三代目 花房光宏 (@hanabusamitsu) 2019年2月4日
メルカリで、ソムリエバッジが大量に販売されているそうですが、欲しければ僕のあげます。
バッジ持っていれば良いサービスが出来るわけじゃないし、合格するとバッジ以上に価値がある出会いがあるのだよ。
さあ、ソムリエ試験を目指そうぜよ!