そのニュースが、テレビやスマホの画面から流れてくるたび、胸がギューっと締め付けられる。
激しい嫌悪感が沸き起こり、悲しくなり、その後自分でも抑制できなくなるほどの怒りが湧いてくる。
「児童虐待」
はっきり言って、全く理解ができません。
・・どうして?・・なんで?
という気持ちにしかなれない。
この文章を書いている今この瞬間も、気持ちが安定しないほどに。
書くのすら嫌な気分になるが、今日はどうしても書いておきたくて、重いMacBookの画面を開けました。
「ペンは剣よりも強し」
このブログが、どっかの誰かを助けるかもしれない。そんな淡い期待を込めて。
*今回のブログはいつもとは毛色が違います。気分が悪くなるかもしれないので、読まなくても大丈夫です。
悲しいニュース
千葉県の方で、また一人の小さな命が奪われた。
報道によると、子供は一時保護された時にPTSD(心的外傷後ストレス障害)を起こしていたそう。
その後、学校や教育委員会を脅して子供を連れ戻し、虐待して殺した。
親による虐待。しかもその様子を動画撮影までしていたのだと・・。
人間の仮面を被った悪魔なのではないか?
・・でないと理解が出来ないほど残酷な事件である。
子供から学ぶ事
僕は現時点で、自分の子供はいません。
だから、育児の大変さは正直分からないです。
2年前、姉に待望の子供が産まれ、僕は叔父になりました。
- 姉のお腹がどんどん大きくなり、予定日よりも早く自宅で破水し、急いで病院に行った事。
- 夜中にずっと待合室で出産を待ち、「男って本当に無力なんだな」と、良く聞く出産あるあるを経験した事。
- 無事に産まれて、水みたいに柔らかい赤子の肌を触り、か細い泣き声を聞いて感動した事。
- 初めての子供、初めての孫、初めての甥っ子 という、家族全員が素人の状態で、ああじゃないこうじゃないと助け合った事。
- あっという間に、飲んでいたミルクが離乳食に変わり、大人と変わらないものを食べていく甥っ子。
正直、甥っ子がこんなに可愛いものだと思ってもいなかったし、こんなに自分の中に愛情が芽生えるとも思っていませんでした。
甥っ子の成長が止まらない。
どんどん新しい動作や言葉を覚えていくので、1ヶ月前とは全然違って面白い。
手招きを覚えたようで「こっち来て三輪車のビニールを剥がせ」と仰せつかりました。
そう、僕は奴隷です。甥っ子の奴隷です。#夜にはエンドレス高い高い#高い高いワークアウト pic.twitter.com/QpTY0Q0slW— 「はな」陶芸の宿はなぶさ三代目 花房光宏 (@hanabusamitsu) 2019年2月9日
甥っ子からも、本当に沢山のことを学ばせてもらってます。
- 人の成長の凄さ
- 愛情深さ
- 思ったように動かないもどかしさ
- 子供目線でみる力
叔父の僕でさえ、沢山の事を学んでいるのだから、母親である姉はもっとだろう。その分、育児の大変さもあるのでしょうが。
僕も姉も弟も、両親から愛情をたっぷりもらって育ててもらったと思います。
やりたい事はやらせてもらったし、何不自由のない生活をさせてもらいました。恵まれすぎているくらいに。
”虐待された子供は、自分の子供にも虐待をしてしまう”など、色々な事が言われています。
もしかしたら、そうなのかもしれないし、そうじゃないのかもしれない。
虐待を受けていない僕には、本当に分からない話なのですが、それでも、子供に暴力を振るう事が正解でないのは、虐待を受けた人にも分かるはず。
旅行へ出かけよう
どうか、こんな悲しいニュースがもう起こらないようにしてほしい。
もしかしたら、大人に余裕がないのかもしれない。
であれば、無理矢理にでも時間を作って、家族で旅行へ出かけてください。
僕ら宿泊産業が出来ることなんて、人の心を癒す事しかない。
- 温泉で日々のストレスを流しては?
- 美味しい料理を、笑顔で食べては?
- お部屋で枕投げをして、家族みんなで大笑いするのは?
別に、はなぶさ旅館じゃなくても良いです。近場の温泉地でも良いし、なんならディズニーランドでも良い。
日々変わらないルーティーンを過ごしているから、子供に非情な刃が向かうのかもしれない。
日々のストレスの癒しを、旅館に求めてください。お願いします。
最後に・・
今もなお、”躾”という仮面を被った虐待をしている大人へ。
・・・ふざけんな。究極の弱いものイジメだよ。
上手くいかない現状のはけ口を、自分の子供にするなんてやめてくれ。
その子は、あなたしか頼れる存在はいないのです。
せめて成人になるまでは投げ出すなよ。それが親の責任ってもんだろ。
出来ないのなら、むやみやたらに産まないでください。
命って奇跡なのですから。お願いします。
*感情的なブログになりすぎました。次からは普通のブログに戻りますので。すみません。