旅館はもっと伝えなきゃいけない!「陶芸の宿はなぶさ」三代目の挑戦
以前、「助っ人」というwebマガジンで取材をしてもらいました。
その時の、インタビュー記事が公開されたのでご紹介。
「助っ人」のインタビュー記事はコチラ→旅館はもっと伝えなきゃいけない!「陶芸の宿はなぶさ」三代目の挑戦
友人の編集者・頼母木さんにインタビューしてもらったのですが、さすがプロのインタビュアー。終始楽しく2時間ほどお喋りさせていただきました。
ウェブマガジン #助っ人 の取材をモギーさん@MOGGYSBOOKS から受けておりました!
マジで楽しすぎて2時間半も喋ってました。コレが記事になるなんて魔法かよって気がするけど大丈夫だそうです。凄いっす。
助っ人のサイトはこちら!記事アップされたらまた投稿します!https://t.co/v4IvvvIS7w pic.twitter.com/LgnIy5B4HK— 「はな」陶芸の宿はなぶさ三代目 花房光宏 (@hanabusamitsu) 2019年1月8日
”世間話”の様な感じで話していたので「どんな記事になるのかな?」と思っていましたが、メチャメチャ素敵な記事にしていただいたので、是非ご一読ください。
「助っ人」のインタビュー記事は、別に僕の仕事が認められてオファーが来た・・とかじゃないです。
Twitterの、”フォロー&リツイート企画”で当選したもの。
「このツイートをリツートし、フォローした中から抽選で〇〇名のインタビュー記事を書きます」
と言う企画です。
インタビュープレゼント企画、下記の皆さんにインタビューさせていただきます。編集長の@MOGGYSBOOKS より、皆さんにDMでご連絡させていただきます。@CEOhitsujl@hillstsuchiya@hanabusamitsu@niwa_aya@souryusinmavel@AtsushiYamamo14@mangatari_maeda@kobakutsu
@rinda____rinda@kei31 https://t.co/iHW7Zsk2wf— 伊藤健太@起業家と世界を変える (@itokenta1121) 2018年12月19日
そして、編集者の頼母木さんが友人だったので贔屓目に選んでくれました。
ってなわけで、心穏やかに読んでいただけたらと。
でも、本当にプロの編集者って凄いです。
なんでこんなに上手にまとめられるのだろう?って、ちょっと悔しさ感じました。
以前、楽天トラベルの取材を受けた時にも感じた感情です。
楽天トラベル”マイトリップ”の記事はコチラ↓
今回は、インタビュー記事に少し触れながら、現在の旅館業が抱えている問題や、今後の展望などをツラツラと書いてみようかと。
旧態依然の旅館業
「旧態依然」
この言葉が、これほどまでにしっくりくる業種が他にあるだろうか?
- 集客モデルの劣化
- 販売方法の陳腐化
- 離職率の高さ
- ペーパーベース
- 利益構造の変わらないビジネスモデル
などなど、上げていったらキリがないほどに。
僕も、東京で修行した後に”はなぶさ旅館”に帰ってきて感じた事が。
「旅館って面白くない」
これは様々な部分で。
- 料理
- サービス
- 働く人
- ルーティンワーク
などなど。
- 机の上に鍋や釜飯などが固形燃料の上に置かれ、ちょっと気を抜けばそこが伊豆なのか鬼怒川なのか分からない様な料理が並ぶ。
- サービスは、洗練されてもなく、それでいてお客様との距離感もほどほど。もう一度受けたいサービスでもない。
- 働く人は、いつものルーティンワークをこなし、仕事に面白みを感じている人は少ない。
多くの旅館が陥っている問題なのかなと思います。
旅館に帰ってきてから、料理の改革やペーパーレス化に向けて変化させてきましたが、まだまだ変革には程遠い状況です。
”お客様は、やっぱり面白い旅館に行きたいはずだし、面白がって働いている場所に人は集まるのでは?”
と言うのが僕の持論。
ですので、先に述べた問題にメスを入れる事がこれからの旅館を面白くさせる・・と記事中でも話してます。
(「助っ人」のインタビュー記事はコチラ→旅館はもっと伝えなきゃいけない!「陶芸の宿はなぶさ」三代目の挑戦)
”旧態依然の宿泊業に、どうやってイノベーションを起こそうか?”
最近、常に考えている課題です。
「旅館らしい旅館に」という悪しき風習
旅館は、バブル期の強烈な成功体験に後ろ髪を引っ張られまくっていて、中々イノベーションが進まない業種。
- 「昔はこのやり方で売れたから」
- 「料理はこの流れが一番」
など、時代が変わってもその時代にフィットさせない風潮があります。
しかし、時代は昭和から平成へ。そして平成から令和へ。
売り方も、新聞広告からwebページへ。そしてホームページからSNS等での販売へ。
どんどん時代の流れは変わっています。
「僕らは、確実に時代の流れに置いていかれている。旅館業にイノベーションを起こすにはどうしたら?」
焦りや不安が、常に心の中を支配します。
旅館は、「旅館らしい旅館に」。
そんなイメージの怪物に、業界自体が支配されているのではないか?などとも思ったり。
「作らなければならない旅館像」から、「作りたい旅館像」へ方向を変える必要がある。
僕らは、悪い意味でお客様の方向を見過ぎていたのかもしれない。
それは、お客様の求めている「旅館らしい旅館」。しかし、お客様は既に「旅館らしい旅館」などは求めていない。むしろ、つまらなく感じている。
だから、”あなたはあなたらしい旅館を” ”僕らは僕ららしい旅館を”。それで良いのではないだろうか。
旅館は、完全なるエンターテイメント業だと思うのです。
だから、もっとエンタメでお客様を喜ばそうよ。と
それは、”お酒”かもしれないし、”イベント”かもしれないし、”人”かもしれない。
- 「当たり前を疑う」
- 「旅館を面白く」
常にそう考えたいなと。
これからは、旅館の様々な決まりなどを壊したい。
- 15時チェックイン・11時チェックアウトじゃなきゃいけないのか?
- お客様と働いている人が一緒に飲める空間があっても良いんじゃない?
- 音楽や映画のイベントみたいなのを旅館内でやったら楽しそうでは?
移転先の「富嶽はなぶさ」は、もっと面白い旅館にします。
はなぶさ旅館の移転情報はコチラをご覧ください↓
「旅館をもっと面白く!」
これが、これからの僕の課題。
・・という様な事を偉そうに語っていますが、心穏やかに読んでいただけたらと。荒ぶる心を抑えていただけたらと。
メンタル弱めのメンヘラですので、批判などや陰口などは陰で言ってください。
僕の耳には入らない方向でお願いします。
(「助っ人」のインタビュー記事はコチラ→旅館はもっと伝えなきゃいけない!「陶芸の宿はなぶさ」三代目の挑戦)
#助っ人 という起業者向けのサイトにて僕の記事がアップされました!
友人で編集者のモギーさん@MOGGYSBOOKS がメチャメチャ贔屓目に人選してくれて書いてくれました。
かなり素敵すぎる記事なので各方面から怒られそうですが、沢山の方に読んでもらえたら嬉しいです。https://t.co/D4Vv0wjR3M— 「はな」陶芸の宿はなぶさ三代目 花房光宏 (@hanabusamitsu) 2019年5月7日