沖縄・座間味島から見えた伊豆の良さ。伊豆は観光資源の宝庫だ

先日、友人に会いに沖縄は座間味島に行ってきました。

本当にゆったりした空気で、海は限りなく青く、空にはエグいほどに散らばる星空、優しい島人・・と、何というか”嫉妬”のような感情を抱いていたんです。

「ずるいわぁ~」「いいわぁ~」って。

でも「じゃあ伊豆は?」って考えたら、ハッとしたのでココに記しておこうかと。

沖縄 座間味島

昨年、エクスマ塾という経営塾に行った時に、沖縄の座間味島で水中ガイドとカメラマンをやっている宮里さん(以下・宮さん)と出会いました。

それまで座間味島という島がある事さえ知らないばかりか、慶良間諸島という島々も知らず。

しかし、宮さんのインスタグラムの写真を見ていたら「行って見たい」と思わずにはいられませんでした。

宮さんインスタはこちらZamamistagram 

もう完全にヤバいんです。語彙力の無さがバレるので、出来るだけ使いたくない言葉ですが「ヤバい」んです。

「日本にこんな場所あるんだ」

そう思ったんですよね。

やっぱり、人に出会うのって大事だなぁと。

宮さんに会わなければ、一生知らなかったかもしれないですもん、座間味島。

沖縄の那覇空港からタクシーで15分の「泊港」から、フェリーで2時間、高速船で50分で行ける楽園。

羽田から朝一番の飛行機に乗れば、お昼には座間味島に到着できるんだから近いもんです。

圧倒的な自然

島に着くなり、宮さんガイドで”もずく蕎麦”を食べたり、稲崎展望台に行ったりと、座間味島のアレコレを見せてくれました。

圧倒的な自然の美しさに震えました。ホント震えますよ。

”世界が恋する海”という言葉に一切の偽りは無い。

だって海に足を入れるなり、すぐにウミガメが出迎えてくれるのですから。

考えられます?

ジャブーンって入って、すぐにウミガメですよ。それも2匹も3匹も。

夜になると、満天の星空。波の音が静かに聞こえる中で、ガンガン流れる流れ星。

もずく・ジーマーミ豆腐・ラフテーなどなどの沖縄料理。

朝焼けの美しさ。

ミシュラン・グリーンガイド二つ星の”古座間味ビーチ”

宿・飲食店にいる島人の優しさ。

何もかもがとても心地よい空気でした。

「また来たい」

素直にそう思える土地ってどれくらいあるんだろうか?

僕の中では座間味はまた来たい場所。

それは、宮さんという繋がりももちろんあるが、座間味島としての魅力だけでもそう思える。

島の日常は非日常

旅行をする時に、いつもどこか「観光」という視点を拭えない僕。

旅行を計画中から、「この予約サイトを使っているのか」「宿のHP見やすくて良いなぁ」とか、「観光協会のウェブサイト古いな」など。

旅行中も、宿のサービスや料理、館内の作りやアメニティなど、”はなぶさ旅館にも取り入れられるかな?”という風に、どこか考えてしまいます。

しかし今回は、サービスとか施設とか、そんな小さい部分はどうでも良くなっていて。何というか滅多に無い感覚でした。

”島の暮らしにお邪魔した”ような感じ。

心地よいなぁって。

宮さんのFacebookから

何か特別なコトを、、、
なんて事は全く考えてなくて、ボクがこの島で普段やっているような日常の景色、遊び、美味しいご飯とビールを体験してもらいましたー。

やっぱ、飾りすぎる必要はないよねー。
自分のいる島で、ありのままの景色、好きな海中散歩、お気に入りのお店を体験してもらうことが、遊びに来てくれた人にとっては価値のある非日常の体験になるんやねー。

と。

そう、僕にとって島の日常は非日常なのです。それもとびっきりの非日常。

いつもの島の日常を、少しだけ体験させてもらったような感じ。

伊豆を鑑みると・・

伊豆もこんな風だったら・・・って思って色々考えたのです。

ハッとしました。

  • 綺麗な海は・・・ある。ダイビングだって余裕だ。
  • 美味しい料理は・・もちろんある。むしろ海・山・川 と全てあるから、食材の宝庫。
  • 壮大な景色は・・・ある。日本一の富士山を望める最強立地。
  • 宿は・・・アホほどある。ゲストハウスから高級旅館まで何でも。

それに加え、都内からは車でも電車でも2時間ほどで来れるアクセスの良さ。

観光資源は、水族館・吊り橋・遊園地・レジャーランド・果物狩り・・などなど、数えきれないほどある。

これで、「伊豆なんか・・」とか言ってたらアホです。「何でもあるやん!」って他から突っ込まれます!

利便性から考えれば、座間味島よりも恵まれている。

よく地元の人から「この街(伊豆長岡)は何もないから・・」って声を聞きます。だが、それは言い訳。

何だってあるよ。

住んでいる自分たちからは見えていないが、外から見ると観光の宝庫でした。

ただ一つ、座間味島との一番の違いは、自分たちの日常に誇りを持っているか、いないか。

宮さんは、紛れもなく座間味島が好きだ。自分の好きな島を、来てくれた人にも好きになってもらいたい!と確実に思っている。

では、僕らは?伊豆長岡をそんな風に思っているのか?

そこの違いなのかもなぁと。

「温泉」「料理」「接客」に縛られすぎていたのかも?

もっと伊豆長岡を見つめなおそう。もっと色々あるじゃんって。

外から俯瞰的に見たら、メチャクチャ素晴らしい街じゃないか!と気づいたのです。

ブログでも、ドンドン観光地の紹介をしていきますね。

って事で、僕らの”日常”を体験しにお越しくださいませ!