意外かと思われますが・・・美味しいものを食べるのが好きです。
すいません、調子乗りました。
デブです。自覚あります。すいません。
今日は一人仕事。ワンオペです。
「ワンオペ」言いたいだけです。
久しぶりに自撮りです。
太り過ぎです。
一人仕事の太り仕事です。…はい。そうなんです。
仕事が終わりません。
頑張ります。#はなぶさ旅館 pic.twitter.com/qpKk3IyjRk— 「はな」陶芸の宿はなぶさ三代目 花房光宏 (@hanabusamitsu) 2019年2月28日
旅行する際などは、基本的に”食べに行きたいお店” を軸にプランを考える僕。
「京都に行きたいなぁ~」
じゃなくて
「京都のこのお店に行きたいから、京都行きたいなぁ~」
といった感じに。
ある意味、僕にとってはお勉強ですからね。
仕事ですからね、ある意味。
”好き”が仕事って最高です。痩せられません・・ちくしょう。
2月の前半に、京都の「匠 奥村」と言うお店のフレンチ懐石を食べたのですが、最高だったのでご紹介。
かなり詳細にメモしたので、お店の人ばりに説明できると思います。
京都へ行った際には、是非とも行ってくださいませ。
目次
祇園「匠 奥村」
実は一年半ぐらい前に、京都の方にご紹介していただいて一人で行った「匠 奥村」
「箸で食べる京懐石風フレンチ」と紹介されているお店で、京都の祇園にあります。
「フレンチ」と「和食」を融合させた料理で、初めて行った時もいたく感動したのを覚えています。
「フランス料理に”和”の要素を入れている」
のではなく、
「和食の中にフレンチが隠されている」
そんなイメージです。
どちらかと言うと「和食」です。結構和食です。
だから、面白みがあるのかと。
系列店で、「祇園 奥村」と言うお店があるのですが、祇園奥村はしっかりとフランス料理です。
お好みに合わせて、選べるのも嬉しいですよね。
【匠 奥村】
場所: 京都府京都市東山区祇園町南側570-6(GoogleMapはコチラ)
営業時間:12:00~13:00(L.O) 18:00~20:00(L.O)日曜営業
電話:075-541-2205
フレンチ会席
今回は、匠 奥村のランチコース7,000円の「フレンチ懐石」のをオーダー。
- 7,000円
- 10,000円
- 13,000円
ランチは以上の値段設定です。そして、7000円で十分です。
先に言っておきますが、腹パンになります。
ちなみに、全て税抜き価格で、10%のサービス料がプラスでかかります。
【前菜】
- のれそれの三杯酢 オレンジソース
- 唐墨大根
- 菜の花 からし酢味噌
- ビーツの寄せものと雲丹
- サーモンマリネ
盛り付けが見事です。
節分の時期ならではの盛り付けと、梅の器が非常に素敵でした。
「わぁ~」と声が出る盛り付け。
料理は、やはり最初は視覚で食べるのだと思いました。
かなり王道な和食の前菜ですが、所々にオレンジソースを使ったり、ビーツをゼリー寄せにしたりと、オリジナルになっています。
味はどれも美味しかったですが、自家製の唐墨はあっぱれでした。
かなり良いボラ子を使っているようで、塩梅もGood。
【自家製パン】
前菜を食べ終わると、自家製のパンがサーブされました。
実は、匠奥村の系列店には「ORENO PAN」というパン屋があります。
だから、どのパンもふっくら美味しい。
総体的に量が多いので、パンを食べ過ぎるのは危険です。
ただ、超絶美味しいです。すなわち、悩ましいのです。
【松葉蟹の洋風茶碗蒸し】
松葉蟹の旨みをたっぷり含んだ茶碗蒸し。
出汁は、鰹や昆布では無い出汁を使っているようでした。
「THE 蟹!」と表現するのがピッタリなくらい、蟹の味が前面に出ていて美味。
【野菜のテリーヌ】
- 蕪のソース
- 海老のタルタル
- フロマージュのチーズと大吟醸のソース
- 国産レモンジュレ
京野菜を固めたテリーヌで、トマトや茹でた大根などが入っていました。
このお皿はソースが非常に面白い。
テリーヌの下に敷いてあるのが「蕪のソース」。甘みがよく出ていて、テリーヌとの相性も良い。
左上にあるのが、「フロマージュのチーズと大吟醸のソース」で、日本酒の大吟醸の香りがガツンと来て面白いです。結構好みは分かれそうですが、僕は好きでした。
吟醸香とチーズの相性が良いというのは、新たな発見でした。
左下の「国産レモンジュレ」も、レモンを甘く炊いてあって美味しい。普段のレモンとは全然違う”旨み”を感じました。
【氷見の寒ブリと大根 フォンドヴォーのソース エスタブリッシュ】
今回、一番びっくりしたのがコチラの一皿。
「お!もう肉料理か」
と思ったら、「氷見の寒ブリです」と。
しかも「洋風ブリ大根」と言うのだから驚きました。
フォンドヴォー主体のソースが、柔らかく炊かれたブリにマッチして美味しい。
大根は、コチラも炊いたものを片栗粉で揚げていて、ソースによく合う感じに。
確かに洋風のブリ大根として成立していて、本当に驚きました。
【和田牛蒡のスープ ミルクのカプチーノ】
和食で言う”中皿”の様なイメージでしょうか。
メインの前に、スープが出てきました。
和田牛蒡と言う、甘みの強い牛蒡だそうで、かなりシンプルな味付けになっていました。
素材の味をドンっと押し出したようなスープ。上にはミルクをカプチーノにして包んでいました。
書いていて、”カプチーノにする”の意味が自分でもよく分かりませんが、泡状になっていました。
【国産ヒレステーキと〆のカレー】
メインは、ミディアムレアに焼かれた国産ヒレステーキ。
焼き加減は事前に聞かれたので、ミディアムレアに。
本山葵、ヒマラヤ岩塩、和芥子、卸しポン酢の4種類で味わいました。当然のように美味。
やはり、良い肉は塩と山葵が個人的には一番かと。
そして、ヒレステーキと同時に持ってきたのは、〆のご飯「カレー」です。
奥村の名物で、前回来た時もカレーが出てきました。
スパイスが効いていて、意外と本格的な味付けです。辛いので大人向けのカレーかと。
【デザート】
- バニラアイス
- 白味噌とオレンジ フィナンシェ
- オレンジソース
- 漬け込んだ果実のパウンドケーキ
- クリームブリュレ
- 白ワインのゼリー 青リンゴ
さすがフレンチという感じで、デザートは品数多めです。
甘いものがそんなに得意では無い僕ですが、奥村のデザートは全部美味しくて完食します。
デザートにも”和”が散りばめられていて、白味噌のソースなど、本当によく考えられています。
#京都 の #祇園奥村 のフレンチ懐石をお勉強。
以前一回伺った事があるのですが、やはり秀逸です。和食には無い角度から料理を出してくれます。
特に感動だったのが、洋風のブリ大根。最初、お肉かな?って思ったら氷見の寒ブリでした。感動的な味でござりましたとさ。
また来ます。日々勉強です。 pic.twitter.com/gxxSBfPVQM— 「はな」陶芸の宿はなぶさ三代目 花房光宏 (@hanabusamitsu) 2019年2月5日
京都に行く際にオススメです
夜は18,000円~とお値段が高い「匠 奥村」ですが、ランチは7000円~なので相当お得です。
ワインの種類も豊富で、グラスワインですら良いワインが普通に出てきます。
サンセールや、ジュブレシャンベルタン辺りが出てきます。一杯2,000円~3,000円程度なので、飲み過ぎには注意ですが。
フレンチ感のある和食。
板前の僕にとっては、非常に面白い料理で勉強になりました。
どなたでも楽しめるお店だと思います。
是非、京都の祇園へ行った際には、召し上がってみてください。
【匠 奥村】
場所: 京都府京都市東山区祇園町南側570-6(GoogleMapはコチラ)
営業時間:12:00~13:00(L.O) 18:00~20:00(L.O)日曜営業
電話:075-541-2205
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