「2月は豆仕事」
節分もあるので、2月の献立には豆を出来るだけ入れるように心掛けています。
という事で、2月の前菜の一品に「紫花豆煮」が入っています。
職人の世界でも、「豆仕事は難しい」と言われているくらい難易度の高い仕事。
豆は
- シワがよらない
- 皮を破かない
- 柔らかく
が大事。
かなり難しいです。
【二月は豆仕事!】
という事で #はなぶさ旅館 でも豆仕事しますよ。今日は節分ですしね。
今月は #紫花豆 を炊きます。豆仕事は、豆を如何に皮をよせないように、割らない様にしながら豆を柔らかくするのがポイント。
銅鍋や重曹を使って仕込みますが、140文字では到底説明出来ないので、この辺で… pic.twitter.com/9kBiT31yAk— 「はな」陶芸の宿はなぶさ三代目 花房光宏 (@hanabusamitsu) 2019年2月3日
Twitterの140文字ではとてもじゃないけど書き入れないので、 ブログで豆仕事のコツを書いてみようかと。
家で豆を焚きたい挑戦者求ム!
紫花豆の炊き方
はなぶさ旅館、2月の献立にも入っていた「紫花豆」
豆によって多少は違いがありますが、基本的には
- 浸水して
- 茹でて柔らかくして
- 味を入れる
という感じ。簡単に言うとですが。
では、いきますね。
乾燥の紫花豆 500gを用意します。
紫花豆は水を3回変えてから1晩水につける
たっぷりの水で沸かす。ブクブクなったら5分そのままにし、水を変える
以上を3回やる。(3回目に食べて確認する)
10リットルの水で 小さじ1杯分の塩、重曹を入れて銅鍋で炊く。
ポコポコ沸いて来たら、柔らかくなるまでゆっくり煮る。(湯が減ってきたら足して)
柔らかくなったら湯を変えて、重曹抜きをします。*豆を冷ましては絶対ダメ
丘上げにして、豆の重量を計り、豆の重量の1/3の量の砂糖を入れる(上に敷き詰める)
アルミホイルを落とし蓋代わりにし、1本火の中弱火にかける(早く煮るには水1合入れる)
鍋を傾けて回す。汁が減ってきたら、濃口54cc入れる
(少し割れてますね・・)
多少、汁が残るくらいがベストです。
柔らかく、味が染みてて美味しいです。甘すぎない味付けがGood。
挑戦者求ム
正直、結構繊細な仕事で、家でやるには難易度が高いです。
シワが寄ったり、豆が割れたりと。
買ってきた方が、安いし楽だし。
でも、手作りの豆の美味しさは、市販のものとは全然違います。
一度手作りの豆を食べると、市販のものの尖った甘さに辟易とするかも。
是非、ご家庭で挑戦してくださいませ!
僕もまだまだ下手くそですが、精進します!
って、2月ももう終わりですが!笑
ご家庭で出来るレシピは他にも書いてますので、良ければ↓