はなぶさ旅館は移転します
毎度毎度お伝えしておりますが、伊豆長岡温泉「陶芸の宿 はなぶさ」は、5月19日の営業をもって休業し移転します。
移転先は、同じ伊豆長岡温泉の施設。名前は「富嶽(ふがく)はなぶさ」。
現在の場所にある陶芸の宿はなぶさ は、休業後は「素泊まりの宿」として再スタート。
「とろろ家はなぶさ」「温泉まんじゅう ひと花」は、そのまま営業いたします。
最近のブログは、全て以上の内容をお伝えしてから始まりますが、まだまだ周知が足りないのでご勘弁ください。
移転の詳しい詳細は、以下のブログをご覧ください↓
移転につき、料理人が不足しております。
今回のブログは、調理スタッフ募集について。
おそらく興味ない人が大多数だと思いますので、僕が思う”これからの料理人が目指す先”についても書いてみようかと。
お知り合いで
- 「料理への熱意ハンパないっす」
- 「和食勉強したいっす」
- 「将来自分の店を出したいのでステップアップしたいっす」
みたいな人がいましたら、是非是非コチラのブログリンクを送ってあげてください。
富嶽はなぶさ 調理人募集中!
移転先の新施設「富嶽はなぶさ」は、現在の「はなぶさ旅館」に比べると客室が増えます。
調理場の仕事も、当然ながら多くなります。
ですので、大急ぎで料理人を探している次第です。
月並みですが、
- 「技術よりもヤル気のある方」
- 「一緒に面白がって楽しめる方」
を募集しています。
僕は常々言っているのですが、料理人ってクリエーターなのです。
ものづくりの職人なのです。
だから、常に新しい事を考えられるクリエーターであってほしい。そして常に楽しんで”ものづくり”をしてほしい。
僕も同じ料理人です。
だからこそ、料理人が楽しんで向上していける環境を整備します。
ご興味あればご連絡くださいませ。
【富嶽はなぶさ 調理人 募集要項】
給与:18万~35万円まで(技能に応じて)
休み:月7日以上(シフト制)
・社員寮あり
・昼食の賄いあり
・車通勤あり
*詳しい事は、はなぶさ旅館までお問い合わせください。
*僕のSNSにDMでも構いません。【はなぶさ旅館】
電話:055-948-1230(担当:3代目 花房光宏)
Mail:info@yadohanabusa.com【はなぶさ旅館3代目 SNS】
*直接DMいただけたら、ご返信させていただきます。「調理人募集の件」と最初に入れてください。
少しでも興味がありましたらご連絡ください。
基本的に、料理の腕は無くても大丈夫です。とにかくヤル気と、将来のビジョンを掲げられる人を募集しております。
”作業人”から”仕事人”へ
僕も料理の世界に10年以上います。
プロとして料理をやってきて確実に言える事は、料理ってやっていれば勝手に上達します。
しかしながら、上達すればするほど、どんどん”仕事”から”作業”へ変わっていってしまいます。
大好きな料理から、ルーティン作業へ。
そして段々と熱意が失われて、昔のように楽しくなくなってしまう。
特に、雇われて料理をしている職人に多いのかと。
僕も、旅館に帰ってきて2年くらい経った頃から、ルーティン作業に明け暮れている自分に気づきました。
「ハァ~、仕事つまんねーなぁ~」って。
旅館の調理場は、「親方が決めた献立を作る」というのが定説。
”下の人が自分の意見を言う”という環境は皆無です。
一度、はなぶさ旅館の料理があまりにつまらなかったので、「料理にライブ感を出しましょう」と全体会議で提案しました。
旅館特有の”クローズキッチン”というウィークポイントを補い、料理に付加価値を付けようと。
そして、”高いプランのお客様には、目の前で刺身を切って提供する”と会議内で決まりました。
個人的には、上手くいくかは分からないけど、とにかくやってみたい事が実現できるのが嬉しかった。
しかしその計画は、結局一度もお客様に提供されないまま終了しました。
何故か?
当時の料理長が、会議後に「それだと大変だから、こういう風にしたらどうか?」と伝えてきたから。
(は?だったら会議中に反論しろよ)と思ったが、波風も立てたく無いので渋々提案を飲んだ。
僕は、今だにこの一件を後悔している。
- 何故自分の意見を主張しなかったのか
- ちょっと人にダメ出しされて曲げてしまうほどの提案だったのか
- その程度の熱意だったのか
別に、当時の料理長がどうこうとかでは無い。自分の熱意の無さに憤りを覚えた。
「いや、とにかくやってみましょうよ!後でいくらでも変更すれば良いじゃないですか」
なんでそんな簡単な一言が言えなかったのか・・。
だから、僕はその一件後、自分のエゴを出すように意識した。
- 自分のポジションの献立は、自分で書くようになったし
- スタンダードコースの献立も根本から変更した
- こだわりの無い食材を撤廃し、地元の食材にこだわった
- 「和食」という括りから逸脱し、邪道とされるニンニクなども積極的に使った
- 自分の好きなワインと和食を使ってワイン会を開催したり
- しまいには、自分が作った料理を勝手にweb販売し始めたりと
エゴを出し始めてから、仕事が楽しくなった。
当然、ただエゴを出しているだけでは無く、「自分は変化させる事によって、どういうビジョンを描いているのか」を料理長に説明し続けました。
作業人から仕事人へ。
自分のアイデアをしまい込んでいた自分は、紛れもなく「作業人」だった。
アイデアを具現化し、今までになかった事をやり始めている今の自分は、少しだけ「仕事人」へ近づけたのかなと。
先日、僕と同じようにアイデアを具現化する面白さを感じて欲しいと、ワイン会では各板前に自由に献立を考えてもらいました。挑戦する場を。
それぞれの板前がどう感じてどう動くか。コツコツと続けていきます。
僕は今すごく仕事が楽しい。
だから富嶽はなぶさで働く人達にも、同じように楽しんで仕事をしてもらいたいんです。
- 作業人ではなく仕事人として働いてほしい
- 楽しんでほしい
- 仕事で人生を豊かにしてほしい
僕はこれから、楽しんで働ける環境を絶対に整えます。
自分の意見やアイデアを具現化できる環境を。
一緒に仕事人になろう。
仕事人になりたいあなた、富嶽はなぶさの門を叩いてください。
お待ちしております。
【富嶽はなぶさ 調理人 募集要項】
給与:18万~35万円まで(技能に応じて)
休み:月7日以上(シフト制)
・社員寮あり
・昼食の賄いあり
・車通勤あり
*詳しい事は、はなぶさ旅館までお問い合わせください。
*僕のSNSにDMでも構いません。【はなぶさ旅館】
電話:055-948-1230(担当:3代目 花房光宏)
Mail:info@yadohanabusa.com【はなぶさ旅館3代目 SNS】
*直接DMいただけたら、ご返信させていただきます。「調理人募集の件」と最初に入れてください。
少しでも興味がありましたらご連絡ください。
基本的に、料理の腕は無くても大丈夫です。とにかくヤル気と、将来のビジョンを掲げられる人を募集しております。
移転先の「富嶽はなぶさ」については、以下のブログを↓