台風19号を経験して感じたのは「感謝」

10月の台風

台風一過で綺麗な富士山が見えた伊豆長岡。前日の台風が、まるで幻だったのでは?と思えるほどの陽気でした。

台風19

世界的に見ても、どデカイ台風だったようですね。そんなものが伊豆半島に直撃したのだから、旅館のキャンセルの連絡ばかり。電車も飛行機も船も動かないのだから当然です。

でも、予約数が0になって逆に安心しました。超大型の台風が直撃したら、お客様の安全は確保できないし、スタッフも危険な中を出勤させなければならない。そうならなくて本当に良かったです。

「予約キャンセル」

その文字を見ると、いつもすごく暗い気持ちになる。

でも今回は、キャンセルの連絡が本当に嬉しかった。予約キャンセルがこんなに嬉しい事は今まで一度もなかったです。

予約が1件でもあれば、旅館を動かさなければならない。という事は、スタッフを少なくとも数人は出勤させなければならない。何よりも、ご来館いただいたお客様の安全を保証できない。

富嶽はなぶさの予約キャンセルをご承諾いただいて、本当にありがとうございました。ご理解いただいた皆様のおかげです。

台風19

今回の台風ほど恐怖を覚えたものはない。

実際、ちょっと甘くみていた。狩野川は決壊しないし、ニュースで見るような冠水被害は起こらないだろう・・・と。

1012日、旅館の窓から見える狩野川の水位はどんどん上がっていった。

10時半・・・12時・・・13時半と。どんどん勢いを増す川の流れと、上がっていく水位。

5時半の時点で、狩野川放水路の門を開いたとの情報は受けていた。台風の上陸予定は夜の19時~20時頃。あと7時間弱・・・。放水路はとっくに開いている・・・。

「もう狩野川の氾濫は免れないだろう・・」と、いきなり恐怖が襲ってきた。

急いで、1階にある電気機器などを上の階に逃した。被害を最小限にしようと、とにかくありったけのモノをエレベーターで運びました。

今回は、完全に判断ミスでした。もっと事前に準備しておける部分はあったし、台風を甘く見ていた。

人の想像なんて自分本位なものである。

  • 「自分は大丈夫」
  • 「旅館は浸水しない」
  • 「狩野川は決壊しない」

誰がそんな事決めたのか?そう短絡的に思っていたのは自分の心だった。

自然災害は、本当に恐ろしいです。

多くの人に感謝を

台風一過の次の日、朝7時前に旅館に行くと落ち葉などは一切落ちていなかった。

あんなに大きな台風が来たのに何故か?

台風が過ぎた日の20時頃から、ナイトフロントの坂口さんが少しづつほうきで掃除してくれていたのです。翌朝も、早くから旅館の周りの掃除をしてくれていた。

前日の午前中、翌日の朝から荷物を上げ下げしてくれた男性スタッフ、荷物を片付けて掃除してくれた女性スタッフ・メンテナンススタッフ。

スタッフのみんなには、本当に心から感謝しています。

  • 行政の方々
  • 消防団の皆さん
  • 地元の方々
  • SNS等で気遣ってくれた皆さん

本当に多くの方に感謝する1日となりました。

心から感謝しております。ありがとうございました。

富嶽はなぶさは、もうすでに通常営業しております。素泊まりの宿「はなぶさINN」「とろろ家はなぶさ」「温泉おまんじゅうひと花」も同様に通常営業しております。

通常営業できる日常を、すごく嬉しく感じているし、感謝しています。


北関東・長野などに見られる大きな災害は、伊豆長岡では見られません。

どうぞ安心してご来館くださいませ。

被害に遭われた方々、またいつもの日常を取り戻せますように。

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