【ご家庭でも簡単】干瓢(かんぴょう)の正しい戻し方

干瓢って家で使いますか?

というか、「干瓢」って読めますか?

”かんぴょう”です。

寿司屋ではお馴染みの”かんぴょう巻き”。ちらし寿司なんかにも入っていますよね。

寿司屋の専売特許みたいになってますが、干瓢は意外と使い勝手が良い食材なんです。

  • 煮物
  • スープ
  • 炒めもの

などなど、様々な場所で活躍する脇役的な存在です。

今回は、そんな「かんぴょうの戻し方」についてのブログです。

難しそうに見えて、実は超絶簡単ですので是非とも!

ご家庭でも簡単に出来ますので、是非とも!

冷凍も出来ますので、是非とも!

干瓢の戻し方

スーパーの乾物コーナーなどで、乾燥した干瓢が売っていると思いますので、それを購入してください。

【干瓢の戻し方】

  1. ボウルに乾燥の干瓢を出します
  2. ヒタヒタになるくらいの水を入れ、海水くらいの味になる位の塩を入れます
  3. 上記の塩水で干瓢をよくもみ洗いします。塩水で揉む事で、塩が干瓢の繊維に入り込み、味が入りやすくなります。また、臭みも取れます。白い汚れみたいなのがなくなるまでよく揉みましょう。
  4. 揉み終えたら、一度綺麗な水で流します
  5. 鍋に干瓢を入れ、綺麗な水を張り、火にかけます
  6. 沸いたら流水で流します
  7. よく絞って、一本ずつ巻いていきます

一本ずつ巻いているのは、保存しやすいように。冷凍すると、ガサばったり、折れちゃったりするので、巻いて保存しましょう。

使わない分は、ラップして冷凍庫へ。冷凍しても全く問題はありません。解凍したらそのまま使えます。

意外と万能な干瓢

はなぶさ旅館では、今月の献立「稲荷棒寿司」に使っています。

棒状にした稲荷寿司の中に鋳込んでいるのです。

寿司はもちろんですが、煮物にポンっと入れても出汁を吸って美味しいですし、スープに入れても美味しいです。

また、炒め物にしても美味しいですよ。

炒め物にするなら、戻した干瓢を10分くらい茹でておいて柔らかくし、水分を絞っておきます。

バターやオリーブオイルでベーコンを炒めて、そこに干瓢を入れて、小松菜などの青味を入れて醤油・味醂・砂糖などで味付けしたら最高です。

山椒や一味で辛くしても良いし、胡麻油で香りを付けても美味いです。

本当に、意外と万能な干瓢。ちょっと入れるだけで雰囲気が変わります。

いつもの炒め物や煮物が、ぐんっと美味しくなりますぜ。

是非お家でも使ってみてくださいね。