干瓢って家で使いますか?
というか、「干瓢」って読めますか?
”かんぴょう”です。
寿司屋ではお馴染みの”かんぴょう巻き”。ちらし寿司なんかにも入っていますよね。
寿司屋の専売特許みたいになってますが、干瓢は意外と使い勝手が良い食材なんです。
- 煮物
- スープ
- 炒めもの
などなど、様々な場所で活躍する脇役的な存在です。
今回は、そんな「かんぴょうの戻し方」についてのブログです。
難しそうに見えて、実は超絶簡単ですので是非とも!
ご家庭でも簡単に出来ますので、是非とも!
冷凍も出来ますので、是非とも!
干瓢の戻し方
スーパーの乾物コーナーなどで、乾燥した干瓢が売っていると思いますので、それを購入してください。
【干瓢の戻し方】
- ボウルに乾燥の干瓢を出します
- ヒタヒタになるくらいの水を入れ、海水くらいの味になる位の塩を入れます
- 上記の塩水で干瓢をよくもみ洗いします。塩水で揉む事で、塩が干瓢の繊維に入り込み、味が入りやすくなります。また、臭みも取れます。白い汚れみたいなのがなくなるまでよく揉みましょう。
- 揉み終えたら、一度綺麗な水で流します
- 鍋に干瓢を入れ、綺麗な水を張り、火にかけます
- 沸いたら流水で流します
- よく絞って、一本ずつ巻いていきます
*一本ずつ巻いているのは、保存しやすいように。冷凍すると、ガサばったり、折れちゃったりするので、巻いて保存しましょう。
使わない分は、ラップして冷凍庫へ。冷凍しても全く問題はありません。解凍したらそのまま使えます。
#干瓢 の下処理を。
干瓢は自宅でも簡単に処理出来ます。水で洗って、塩水でよく揉み洗いして水から沸かすだけ。流水で冷ましたら巻く。冷凍も出来るので便利ですよ。
煮物のとかにポンっと入れておくと良い仕事します。#はなぶさ旅館 では #稲荷棒寿司 に使います。かんぴょうって美味いよね。 pic.twitter.com/1wme4iC8fu— 「はな」陶芸の宿はなぶさ三代目 花房光宏 (@hanabusamitsu) 2019年2月10日
意外と万能な干瓢
はなぶさ旅館では、今月の献立「稲荷棒寿司」に使っています。
棒状にした稲荷寿司の中に鋳込んでいるのです。
寿司はもちろんですが、煮物にポンっと入れても出汁を吸って美味しいですし、スープに入れても美味しいです。
また、炒め物にしても美味しいですよ。
炒め物にするなら、戻した干瓢を10分くらい茹でておいて柔らかくし、水分を絞っておきます。
バターやオリーブオイルでベーコンを炒めて、そこに干瓢を入れて、小松菜などの青味を入れて醤油・味醂・砂糖などで味付けしたら最高です。
山椒や一味で辛くしても良いし、胡麻油で香りを付けても美味いです。
本当に、意外と万能な干瓢。ちょっと入れるだけで雰囲気が変わります。
いつもの炒め物や煮物が、ぐんっと美味しくなりますぜ。
是非お家でも使ってみてくださいね。
今日は #干瓢の戻し方 について書いてます。ってかですね、和食の漢字って普通の人は読めないって事が分かりました。
この間「海鼠酢」と書かれた献立を「うみ…ねずみ…す?」と読んでいる友人がいたので「なまこ酢」だよって。
もう少し伝え方を変えないとですね。
ちなみに”干瓢”は読めますよね? pic.twitter.com/iHdhMzyk6g— 「はな」陶芸の宿はなぶさ三代目 花房光宏 (@hanabusamitsu) 2019年2月17日